さわやかウォーキング京都と高山寺
2020年2月15日開催のさわやかウォーキング「京の花街 宮川町を訪ねて はんなりウォーキング」に参加して参りました。1月の奈良に続いてEX予約ファミリー早特を使います。自由席のお値段に僅か130円差でグリーン車を利用できるのですが、3月改正時にこの商品の設定が無くなるようで…残念です。こだまの早特と違って一部のひかり号が利用できたので、車内販売やおしぼりサービスを受けられたのが良かったのに。
スタートを京都駅新幹線中央口と思い違いして、八条口東口まで大回り。スタート場所には看板もなく寂しくスタートです。
最初の立ち寄り先である豊国神社、どこかで聞いた事がありますが…名古屋市中村区にもありますね。太閤秀吉公を祀られていますが名古屋よりずいぶん立派。唐門は国宝だそうです。
次は六波羅蜜寺を訪ねます。名前は歴史の教科書などで覚えていますが訪問は初めて。小さな敷地の割には大きなお堂でした。新型肺炎の流行に対してか「悪病平癒」のような字が本堂に貼られていました。
次に向かうのは建仁寺。そこまでの道筋が宮川町通りでウォーキングのタイトルにもなっていましたが…あまり意識もせずさっさと歩いてしまいました😅建仁寺は拝観時間が10時からで、まだかなり時間があったので、通過をして高台寺に向かいます。秀吉の正室、北政所が秀吉を弔うために建立されたお寺で初めて訪れました。思いの外立派なお寺で結構見応えありました。
冬の特別公開で、北政所ねねの霊廟である霊屋の中を見ることもできました。
霊屋の奥にある掘っ立て小屋のような茶室が重要文化財というのも驚きでした。正直価値がわかりません(恥)
次は知恩院。子供の頃に見た忘れ傘の印象が強く残っていますが、現在は非公開のようでした。巨大な山門が印象的ですが、徳川家の菩提寺として3代将軍家光までに伽藍が整備されたようです。岡崎市民としては大樹寺こそが徳川家の菩提寺として主張したいところですが…規模の差に声も出ません😅
そしてゴールの地下鉄東山駅に向かいますが、途中に気になる看板が。今年の大河ドラマの主人公である明智光秀の塚がひっそりとありました。コースマップに書いても良いのにね。
そして塚の入口にあった和菓子屋さんで光秀饅頭を買いましたが、家族には見向きもされず結局自分で食べました。
すぐにゴールの東山駅ですが、コースマップに記載の1時間50分を大幅に超過して11時半前にゴールしました。N700Sのネックストラップもいただきました♪
駅を出たすぐの所にあったたこ焼き屋さんで8個500円のソース味を買って白川の川岸のベンチで食べた後、改めて建仁寺へ。空いてた印象の京都市内もお昼時という事もあってか大勢の観光客で賑わう中を歩きます。ただ流石に中国の観光客は激減ですね。JRAの馬券売り場付近は狭い道路にもクルマが入り込み、警備員が歩行者よりもクルマ優先で誘導するのに立腹すると建仁寺です。拝観者も少なくのんびりと堪能できました。惜しむらくは…もう少しスカッと晴れてたら最高だったのに。当初の雨予報が曇りになっただけ儲けものですが…
そして安国寺恵瓊の首塚が。さりげなく歴史上のビッグネームがこのようにあるのも京都の凄さですね。
本坊の拝観後はさわやかウォーキング限定公開の浴室を見学です。名古屋城本丸御殿でもあった蒸し風呂です。
建仁寺の隣にあった摩利支尊天堂がイノシシで可愛かったので立ち寄りました。時間が押してたので慌てての参拝でしたが、機会があったらゆっくりお参りしたかったなあ。
その後はもう1つの目的地、高山寺に向かいます。13キロぐらいなので時間があったら歩く気でしたが、1つ1つのお寺が見所満載なので大幅に時間超過のため素直にバスで向かいます。とりあえず地下鉄の京都市役所前駅まで歩き、二条駅前から栂ノ尾行きのバスに乗ります。流石に四条河原町周辺は人が多くて歩きにくかったですね。二条駅から乗ったJRバスは遅れもなく車内も閑散としています。市バスが混んでるのと大違いでのんびり乗車できました。次回からこの路線を使おう!
高山寺は境内の大半が一昨年の台風の被害で閉鎖され復旧工事の最中でした。ただ国宝の石水院は無事で公開されており、ゆっくりと見学する事ができました。ただ境内の真下を走る国道を通るクルマのエンジン音がかなりやかましく雰囲気が台無しです。なんとかならないものかなあ…
帰りは京都駅からの帰りは名神高速バスで。定刻よりも早く名古屋駅まで戻ってこれました。